はてなの毎日

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電気自動車普及の機会か

 来月号のJAF MATEに気になる記事がありました。神奈川県がEV(電気自動車)の普及のために、5年間で3000台を目標に国からの補助金約97万円に加えてこの半額程度の補助金を上乗せするという施策を発表したというのです。これらを組み合わせると300万円のEVが約162万で買えることになります。これならば手が届きそうです。
 同誌によると神奈川県の制度を利用しEVを購入して、ガソリンがリットル170円という条件で、5年で5万キロ走行し、充電に夜間電力を利用するならば、車両価格100万円の軽自動車よりEVの方がお得になるのだとか。ガソリンの価格が急騰し、リットル180円台に突入するかもしれないとの見方も出ています。ますますEVの普及には好都合な条件がそろいつつあります。
 とはいえ、電気自動車の数は実際には非常に少なく、神奈川県のWebサイトのデータによれば平成17年の国内保有台数はわずかに647台、それも統計の数値が掲載されている平成12年以来減少の一途をたどっています。C02排出量削減に本気で取り組むなら、EVを始めたとした新エネルギー動力車をはやく普及させる必要があります。