はてなの毎日

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名古屋議定書の残念な結論

 生物多様性条約第10回締約国会議いわゆるCOP10の成果として発表された名古屋議定書は、法的拘束力をともなわない努力目標という段階のものにとどまってしまいました。生物資源の確保に関する問題については、各民族の伝統文化との関連も大きく、国際的な会議の場ではなかなか実情を反映できないのだと思います。
 環境問題を地球規模で考える試みとしては今後も継続してほしいことです。まずは全世界の生物資源に依存している日本からその対策を具体的に示す必要があるでしょう。