卒業という始まり
時間の流れは無限の連続であることは分かっているのに、私たちはある区切れを人工的に作ることによって変化を実感しようとします。今日と明日の間に因果関係を見出すためには両者の間に境界が存在することが必要であり、別の時間どうしを比べる必要があるのです。
卒業という学校のシステムも人が成長を実感することができるために作られた人為的なものといえます。卒業という制度を作ることによって、別の世界との分け目をつくり、そこへの移動を促すわけです。
教員をやっていると卒業という区切りを演出する側の実感を持つことができます。そして区切りを創設することの大切さもまた痛感するのです。
今週のお題「卒業」
小休止小回復
このところかなり多忙で身体にきつつあった私にとっては久しぶりの休日です。今日は少し寝坊をしてしまいました。昨日まであった頭痛は解消したようです。
ちょっとした睡眠で回復できるうちはまだ大したことがないといえるでしょう。
脳の栄養
脳が多大なエネルギー消費をするということはいろいろな本や講演などで知らされてきました。最近、脳の栄養補給が大切であることを改めて感じています。
疲労があるラインを超えると物事の判断力や理解力が急速に低下します。簡単なことが決められなかったり、それほど難しいことではないのに文章の意味がつかめなかったりします。加齢によって基礎体力が落ち疲れやすくなっていることも関係して、脳の栄養切れを実感することが増えたのかも知れません。
ブログでは弱音を吐く私ですが、実際はこのようなことを他人に悟られたくなく、大いに見栄を張っています。程よい休息と首から上への栄養補給を秘密裡に進めていきたいと思います。