いまの生徒諸君にとって必要なのは失敗を恐れない気概であると痛感しています。無難に無駄なくというのが社会の風潮になっていますが、どうもそれだけでは新しいものは生まれない。とにかくやってみるという気持ちは大事です。
このことを実現するためには、前向きな失敗ならば許容できるという寛容な環境も要ります。未来の社会を切り拓くリーダーを育成するという思いを持ち、若者の挑戦を支援できる人が必要です。後生畏るべし。将来を託す人材を社会全体が育てていかなくてはこの国の未来は危うい。
活気ある雰囲気を高齢化社会の中で創出するのはこのことに関わります。