はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

お疲れさまです

 若い同僚は職場で早く帰るときに「お疲れさまです」といって立ち去ることが増えました。「失礼します」を言うのは少数派です。かつては自分だけ早く帰るのは申し訳なく、失礼に当たるという配慮があったのかもしれません。それが今は対等にいたわりの言葉を投げます。

 働き方の改革が推奨されている今日では定時に仕事が終えられる能力が要求されます。だから、早く帰れる同僚はむしろ尊敬に値する。「お疲れさまです」は、まだ仕事が終わらないのですか、私は終わったので帰ります、という意味にも聞こえてきます。完全にひがみですが。

 そこで最近は彼らに対して私は「失礼します」と声を掛けます。幸いなことにひがみ根性は全く伝わりません。そして残念ながらいつも仕事が終わらずなかなか帰れません。