はてなの毎日

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多数意見が正義なのではない

 他の人と違う言動をすることに対して抵抗感があるのはどこの集団でも変わりありません。自分の意志を通すことは難しく、周囲を見回してそれに合わせることが多くなります。

 度を過ぎると自分とは異なる言動をする他者への寛容性がなくなります。自分がやっていることをしないのはおかしいとか、間違っているとかいいだします。いわゆる同調圧力は個人をしばり、言動に影響します。

 多数意見がつねに正しいのならば問題ないのですが必ずしもそうとは言えない。自分で考えて結論するそんな能力がどうしても必要になるのです。

 こういう感覚は子どものころに経験を通して学んでおく必要があると考えています。多数意見が必ずしも正義ではない、多数決はあくまでも何かを決めるときの手段に過ぎず、絶対的なものではないということを知っておく必要があります。