はてなの毎日

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不戦の祭典なのでは

 北京オリンピックの開会式のあった昨日、衝撃的なニュースが流れました。南オセチアに侵攻したグルジア軍に対してロシア軍が軍事介入して戦闘状態になり、多数の死傷者が出ているとのことです。詳細はわかりませんが、ロシア軍の空爆によって、非戦闘員にも犠牲者があるらしいです。
 古代ギリシャにおいてオリンピックの開催期間はすべての戦闘を止めるという約束があったとか。近代オリンピックもその精神を受け継いだはずです。それが開会式のニュースと同時に紛争の報道が流れる事態になっているのです。残念としかいいようがありません。
 中国の国内でも民族間の対立の実態がオリンピックを機に明るみになりました。他民族国家が抱える問題には今後も注目してゆくべきでしょう。ただ少なくともオリンピックの開催期間中は戦闘、テロなどのないことを祈ります。