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「わけあり」食品繁盛の影に

 最近、「わけあり」とうたう商品が注目されています。製造途中で型くずれしてしまったものなどを安価で販売するもので、そのお徳感が消費行動をもたらしているようです。機械で大量生産する煎餅や、漬け込みの際、崩れた明太子など、形状だけが問題だと考えられる食品ほどよく売れているとか。
 そもそも我が国は食糧自給率が極めて低く、大量に輸入しているにもかかわらず、ちょっとした理由で規格外と決めつけ、大量に破棄しています。どう考えてもおかしな現状に気づかせてくれたのが、不景気の気配というのはなんとも皮肉です。
 もっともわけありといっても、事故米や毒物入りミルクのような安全性に抵触するものは勘弁してほしいですね。