はてなの毎日

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基礎研究の重要性

 ノーベル物理学賞に続き、化学賞でも日本人の受賞者がでました。いずれもかなり前の研究の成果が評価されました。見る人は見ているということなのでしょう。
 わが国の学問の環境は経済効果があるものを優先し、基礎研究はおろそかであるというのがもっぱらの評判です。そのような中で4人もの基礎研究者が表彰されたことは驚きでした。科学者に限らず、学問をするにはそれなりの環境が必要です。何よりも数多くの学徒が安心して学問に取り組め、厳格ではあっても適正な評価がなされる環境を設けるべきでしょう。
 今回の表彰者はご年配の方ばかり、現在の後継者は育っているのかが気になります。