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マグロは絶滅危惧種?

 昨日すし屋に行ってきました。といっても回転寿司ですが。ほとんどが一皿(2貫)99円という安価で満腹になっても1,000円になりませんでした。最初に頼んだのは「赤身」です。
 さて、昨日の読売新聞夕刊によると大西洋クロマグロがワシントン条約で定める絶滅危惧種に指定される可能性が出てきたとのことです。禁漁になれば23,900トンものクロマグロがとれないことになり、品薄と価格高騰は免れません。
 マグロは日本では古代から食べられてきた国民食材と言ってもいいものですが、近年は遠洋漁業や輸入に大きく依存しています。これらがなくなると日本の食卓は変化せざるを得ません。食文化という視点からマグロ漁を続けたいという主張はおそらく外国には通用しないでしょう。
 日本は食糧自給が極めて低い国でありながら、食物の廃棄量も桁はずれて多いとされています。食べ物を粗末にする国民が、絶滅の危惧がある動物を食べ続けることはできないでしょう。
 マグロが食べられなくなるのは大変残念ですが、世界の情勢には従わなくてはならないこともあります。私たちができることは、食べる魚の種類を変えていくこと、そしてその魚のおいしい調理法を広めていくことでしょう。