ゼルビアグッズ抽選でバス発車率アップを
Jリーグ昇格を目指すFC町田ゼルビアにとって、最大の難関は集客です。開幕以来負けがないチームの知名度と人気は着実に上昇していると思いますが、集客の方はそれにともなっていません。ゼルビアの集客を阻む要因の一つに野津田にある町田市立陸上競技場へのアクセス上の問題があります。
競技場は野津田公園の中にあります。近くに鉄道の駅がなく、多くの人がマイカーで乗り付けるのが当たり前になっていました。ところが、数千人規模のイベントを想定した駐車場がなく、ゼルビアの試合がある日はすぐに満車になってしまいます。
ゼルビアは鶴川駅から無料シャトルバスを走らせています。乗車時間は20分足らずで(先日乗った時は15分でした）、さほど遠くはないのですが、普段バスに乗る機会が少ない都会人にとってはかなり遠く感じるようです。
来年からは約1万人収容となるこの競技場にとってアクセス問題はまさに焦眉の急の大問題なのです。ゼルビアの公式サイトでもこのことがアナウンスされています。
駐車場の拡張などの根本的な問題解決が期待できない現実では、やはりバス乗車率をあげるしかありません。そこで一つ提案があります。乗車時にゼルビアグッズの抽選券を渡し、試合後に賞品を渡すイベントを恒常化するのです。賞品はゼルビアグッズや選手のサインなどのファンならばほしいもので、しかも他では手に入らないものがいいでしょう。ものによってはスポンサーからの提供の品であってもいいでしょう。当選数をそれなりに増やし、希少価値のあるものを賞品に選べば、バス利用者の増加のきっかけになるのではないでしょうか。
