プロボノしたい若者たち
企業による社会貢献活動であるプロボノに興味を持っています。本業の専門的な知識や技能を活かしながら、営利を目的とはしない一種のボランティア活動です。企業側としてはイメージアップの効果があって、間接的な営利活動ということもできます。それゆえ、継続的な実施が期待できます。
最近、このプロボノに志願する20〜30代が増えているようです。ある評論家は長引く不景気で仕事に成功を見い出せない現実に対し、社会貢献活動は賞賛され、達成感も得られるからだと分析しています。
助け合いの精神は、経済成長時の競争至上主義によって過去のものになりつつありました。ここにきて、再び社会貢献を志す若者が増えていることに、私たちは注目すべきでしょう。