人力発電

　ソフトバンクの孫社長が立ち上げようとしている脱原発財団が目指すのは、太陽光発電の飛躍的拡大にあるようです。現況の補助的な役割からグレードアップするには大規模な発電パネルの設置が必要で、相応の投資が求められます。またメンテナンスなどの事業も必要で、雇用創成の可能性があります。
　金持ちの発想は素晴らしいですが、誰でもできることではありません。私は人力発電というのを真面目に考えています。自転車の発電機のようなものを一人の力で動かし続けるのには限界があります。しかし、例えばスポーツジムなどでは必ず誰かがランやバイクのマシンを動かしているではありませんか。
　自転車型でなくても例えば改札口にバーをつけてそれを押すことによって発電したり、踏むだけで発電できるマットをつくるなどのアイデアはどうでしょうか。