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さまざまな格付け

 フィッチ・レーティングスによる日本の長期国債の格付けが「シングルAプラス」にランクダウンされたというニュースがありました。これは上から5番目のランクで、9年半ぶりの格下げということです。国債発行に歯止めがかからず、その対策も効果をあげていないとの理由です。この発表をうけて、一時円安になったとのことです。

 また経済開発協力機構による国民生活の幸福度調査で日本は36か国中の21位、前回の調査より2ランクダウンです。とくに「仕事と生活の調和」という項目は34位で労働時間の長さと余暇、睡眠時間、食事などに当てる時間が他国と比べて短いのがその要因です。

 二つの格付けには直接の関係はないものの日本の国際的評価が低下していることを知る指標にはなります。大切なのはそれをどう克服するのかということです。