年頭所感

　みなさまあけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

　今年からはこのブログで日々の雑念を綴っていこうと考えています。今日のように休暇中は座ってコンピューターに向かうのですが、仕事が始まるとたいていは行き帰りの電車の中で、携帯電話での5分程度の親指入力で済ませてしまいます。読み返してみると「今日は暑い」とか「雨が降っている」とかの繰り返しで大したことは書いていません。それでも、その時々にしか思い浮かばない思いを綴ることによって、自分の精神世界を少しでも広げようというたくらみを持っているのです。

　新年になったからといって何が変わったということでもありません。アメリカの「崖」は確かに気になりますが、今日も東京の空は冬晴れで帰省者が多いせいかいつもより静かです。時間という考え方そのものが実は人為的なものであり、どこに区切れを感じ、どう対応するのかはその人次第なのですから。

　それでも年の変わり目に自分の思いを見直し、再構築する機会を設けることには意味があると思います。それをしないと日常生活は限りなく反復を求め、しかも日々劣化の波にさらされてしまいますから。

　そこで私は今年こそは人生の第2（あるいは第3）の場面への切り替えを進める一年にしたいと考えております。いまの日常はとても充実していますし、それなりの不満もあります。しかし、この日常がいつまでも継続できるとはとても思えない。これからは次のステップについて考えなくてはならないと思うのです。実は私自身がそういうことを考えなくてはならない年齢になったということも大きく関連しています。自分の持っているわずかなスキルと、それなりに積み重ねてきた経験をもとにしながらも、なにか今までとは別のやり方にも挑戦していかなくてはならないと感じています。

　これからもいろいろなことに興味を持ちつつも、自分に何ができるのか、何をしなくてはならないのかを考えていこうと思います。年始に当たって自分に言い聞かせる文章を書いてみました。