はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

リモコン

  携帯電話を初めて使い始めた時、その便利さに驚いたことを覚えています。ある意味時間と空間の制約を超えたような気になりました。しかし、いつの間にかこれがリモコンであることに気づいたのです。私の携帯電話は本当にテレビの電源をつけたり消したりできる様なのですが、私の言いたいのは制御する方でなく、される方です。
  私たちは巧みに情報機器を操っているかのようにみえて実は操られています。その巧妙な手口でほとんどそれに気づかないのです。今、私の目の前の駅のホームにいる人のほとんどが携帯電話を操作しています。これはかなり奇異な光景のはずです。知らないうちにコントロールされている姿です。そして、私もその中の一人なのです。