二年目のシクラメン
毎年、買ってはその都度処分してしまっていたシクラメンが実は翌年も楽しめるものであることを知ったのは四月の頃でした。夏に近づくとシクラメンは元気がなくなり表面的には枯れているかのように見えます。いつもはそこで捨ててしまっていたのですが、それが間違いでした。夏から彼岸まではその状態で夏越しするのです。
ネットで検索すればオフシーズンの栽培法についてはいくらでも出てきます。夏は水も与えずそのままにして株を休ませなくてはならなかったのです。
半信半疑で書かれているとおりのことをしたところ、芽が出始めました。いまは見覚えのある葉が日々増え、大きくなっています。開花までたどり着くことができるかが今の関心事です。
他の植物が次々に霜枯れていく中で生命の息吹を見せるシクラメンにちょっとした感動を覚えています。