見抜く力
自民党の若手中堅議員のマスコミに対する言行が問題になっています。メディアに圧力をかけるという意味の発言があったとのことです。どのような文脈の中での発言なのかが分かりませんが、政治家としての基本を忘れた(まさか知らない)もので大変残念に思います。
ただし、見方を変えれば今回の失態は分かりやすいものであり、糾弾もしやすいと言えます。問題はメディアを巧みに利用しようとする権力者は、実は密かに行動するはずだということです。メディア側から反論できないような状況を作り出し、話題にすらさせない。そういう事態が心配です。(現にあるという人もいます。)
私たちには報道されていることを真実と思い込まないメディア・リテラシーが改めて求められていると言えます。