はてなの毎日

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基本 ほぼほぼ 体

 最近よく耳にすることばに「基本~」という言い方です。いろいろあるがその中心的要因は、くらいの意味で使われています。それを聞くたびに私はキホンというカタカナが浮かびます。基本的に、でいいような気がするのです。

 「ほぼほぼ」も聞きます。発音を平板にすることが特徴で、大体と同じくらいの意味です。「ほぼ」でもいいのにそれを強調する場合に使っていると思っていましたが、実際の使用例を総合すると、自分はそのように考えているが判断は保留しておくという文脈で使用されるようです。

 「の体で」も最近話す人が増えました。「てい」は「体」「態」のいずれかが当たる意味を持つ言葉のようです。そのように見せかける、ふるまうというとき、逆にそのように示されている、ふりをされているなどの文脈で使用されています。「相手に従っている体で、様子をうかがうことにする」といった感じです。

 三者に共通するのは構成する言葉そのものは従来からあるものであり、むしろ日本語の常套表現に属するものです。「体」などはやや古風を感じさせる気さえします。しかし、その用法は拡張し、また情報はあふれているのに対面コミュニケーションのスキルが減退しているため、断定をさけ、直接自分の意見や振る舞いを示すことが難しい世情に適合している言葉になっています。

 私は言葉に関しては保守的な方だと思っていますが、職場の教員が頻繁に繰り返すことを聞いていると取り込まれていくのは時間の問題です。

 キホンそういう言葉遣いはほぼほぼ嫌いなタイプなのですが、時代に遅れない体で、使ってみることにしましょうか・・・。

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