はてなの毎日

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専門家

 スペシャリストに対する評価は常に変動します。昨今は一芸のみに秀でる人をさほど歓迎しないようです。

 視野が狭く、自らの専門領域以外には無関心という人は確かにいます。それが度が進むと没交渉の独善的な人物ということになります。しかし、どこにも得意分野がないゼネラリストほど信用性の低い存在はありません。

 専門的知識を持ちつつも、それ以外への世界にも関心を持ち、それなりの発言をしてくれる人物を世間は求めています。多様な視点は彼らのそれぞれのコメントを総合することで確保できるのです。

 専門家になることを躊躇すべきではなく、専門家を大切にするべきだと考えます。