はてなの毎日

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勉強にも体力がいる

 頭はいいが体力がないという話はよく聞きます。机に向かって何かをすることには体力は不要で、スポーツには体力がいる。頭でっかち、筋肉ばか、などの言い方もよく言われています。これはどうも違うようです。

 確かに頭脳派、体育会系といった分類はよくなされます。そして、納得がいく場合も多い。しかし、そもそも身体の一部である脳を別に扱うこと自体がおかしいのです。考えるにも体力が要ります。

 私も馬齢を重ね、認めたくはありませんが以前に比べると疲れやすくなっています。疲労が蓄積すると思考すること自体が億劫になり、さらには身体全体が制御不可能になります。一方、持久力を必要とするアスリートや探検家冒険家の話や著書の中には含蓄の多いものが多く、頭脳もまた探究心に深いものがあると察せられます。

 したがって、脳も身体の一部である以上、体力の向上は不可欠であると実感するのです。