はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

自分のことは解決できない

 何か困ったことがあるとき、誰かに相談するといいと言われます。仕事がら私は他人の悩み事を聞くことが多いのですが、自分の問題点は何一つ解決できていません。他人の相談事も解決できたことはほとんどないのですが、話すとそれだけで気持ちが整理されるようで感謝されることがあります。

 悩み事は自分の中にため込まず誰かに相談するといい。そのために悩みを真摯に聞いてくれなおかつ聞き流してくれる存在が貴重なのです。家族は距離が近すぎてうまくいかない。場合によっては友人にも言いにくいこともあります。

 その意味においてカウンセラーの存在は必要性が高いのです。わが国では敷居が高いのですが、そういうクッション的な役割をする人は必要だと考えます。

梅雨冷

 数日前の天気があまりに高温だったため、昨日今日はかなり肌寒く感じます。半袖になったことが影響しているのだと思いますが。体調を崩している人も多いようでマスク姿の人もちらほら見られました。

 俳句の世界では梅雨寒とか梅雨冷とかいって格好の季題になります。期待とは違う天候に身体が感じる違和感からさまざまな感情が生まれるからでしょう。重い曇り空と、しとしとと降り続く雨。今年はそれが少し長引くかもしれないとのことですので、せめて気持ちだけは明るくしていきたいと思います。

ダウンサイジング

 仕事の量を減らさなくてはならない事態が次々に発生しています。限られた時間内で仕事をこなさなくてはならない状況にあってやらなくてはならないことは依然として変わらないのでは立ちゆかなくなっているのです。

 効率化や機械への代替も必要ですが、やらなくてはならないのは仕事の絶対量を減らすことでしょう。しかし、質的には落とせず、むしろ向上させる必要がある。まずは日常業務のダウンサイジングが必要です。

 私たちがやっていることはそれなりに意味があり効果があることばかりです。それを敢えて止めて他のことにするのには勇気と決断が要ります。でもやるしかない。そんな決断の毎日です。

紫陽花

 今日にも梅雨入りしそうな曇天の朝です。日差しが減ると逆に映えるのが紫陽花の魅力です。いままでも既に開花していたはずなのに、今朝は通勤電車の車窓からもあちこちで咲いているのに気づきます。季節ごとにある見所の一つです。これでこの季節を乗りきることにします。

梅雨入り前の猛暑

 今日は真夏日になるとの予報が出ています。そしてこの時間からその気配を感じています。湿度も高く厳しい一日になりそうです。

 明日からは傘のマークが並んでおりこの地域でも梅雨入りをしそうな気配です。一説には今年の梅雨は長いとか。大切な雨ではありますが水害だけは御免被りたく、何ごともないことを祈るばかりです。

同調性

 日本ではみんなと一緒ということに高い優先順位を設けます。文化的なバイアスがあるのか、この方面のスキルは他国より高いようです。学校でも繰り返し他人と同じことをするように求められ、社会でも異端となることを嫌います。

 一人で独自のことを行うのはそれなりの覚悟と努力が要ります。それを自覚することなく道を外れると自己肯定が難しくなります。集団に適合できないという引け目は負の連鎖を引き起こします。

 同調性を適度に保たせ、異質なものにも寛容な人物を育成するのは実は結構難しい。教室の中でさえそれを感じます。ただ、他人と同じことをしていては新しい考え方は生まれないのも事実です。適度に遊ばせる。適度に競わせる。適度に違和感を覚えさせるという環境を演出していかなくはなりません。

 現場の声として記録しておこうと考えた次第です。

梅雨入り間近

 ここ数日、雲が多く気温も湿度も高い日が続いています。週間予報を見ると土曜日あたりから傘のマークが並んでおり、梅雨入り間近を感じさせます。聞くところによれば地域によっては記録的な水不足になっているとのこと。適度な降水が待たれます。

 過去数年間、梅雨時の洪水被害が毎年起きています。今年はそれがないようにと祈ります。