はてなの毎日

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何センチで大雪注意報?

 東京では久しぶりに積雪がありました。昼過ぎからは霙混じりになって、雪合戦を楽しみにしている子供たちには残念な結果になりました。それでも今朝は雪に伴う交通の乱れがあったようで、私の利用する鉄道でも15分程度の遅れが発生しました。
 私は以前富山に住んでいました。
まとまった降雪があると朝の仕事が一つ増えたことを思い出します。雪の中に埋もれている車を掘り出し、車庫から車道までの除雪をしなければならなかったのです。エンジンがなかなか掛からなかったり、スタッドレスタイヤでもスリップしたりしてかなりスリルがありました。雪道になれている富山県人でも、勢い余ることがあるらしく、車道から車が田んぼに滑り落ちて動けなくなる事故が一冬に何回も発生していました。私も危機一髪だったことがあります。また落ちた弾みで横転した車の中から、搭乗者の脱出を手助けしたこともあります。
 ところで気象庁のサイトによると、東京都平野部では24時間の積雪が5センチを越えると大雪注意報が発令されます。20センチを超えると警報になります。富山県平野部では30センチで注意報、60センチで警報です。ちなみに札幌では12時間の積雪が20センチで注意報、40センチで警報だそうです。雪の備えは地域によって違うのでこのような差を設けているのでしょう。
 再び富山時代の話です。雪上を歩くことに関してはかなり要領を得たつもりでいたのですが、正月に当時の父の赴任地であった札幌に遊びに行った時に不覚にも歩道で転倒してしまいました。富山の雪は湿って重たく、札幌の雪は硬く路面は凍結しているのです。その後、東京に戻ってから何年か前のある日、わずかに積もった雪道でやはり転びそうになりました。今日も関東地方では雪のために怪我をされた方もいらっしゃると思いますが、私は決してその方々を笑うことはできません。