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漢奸

 現在の中国でよく使われている言葉に漢奸があるといいます。これは漢民族の敵という意味らしいのです。漢奸とされた人物には徹底的な攻撃や嫌がらせがなされるそうです。愛国心の表れ方が極端にねじまがってしまったようです。
 中国政府はこの風潮を巧く利用しているようです。かつての日本がこれと同じことをして、国民を戦地に送り込んだことを考えるとこの先が心配です。言論の自由を確保することは大変なことだと気付かされます。
 日本でも映画「靖国」の上映を巡って妨害運動があったようです。結局、何館かが上映にこぎつけ昨日の初日には混乱はなかったようです。気にくわない内容だから上映できないというのでは他国を非難することなどできません。