はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

遠くを見る生活

 先日、生徒諸君を長野の高原に連れていって、改めて気づいたことがあります。私は毎日、極めて近いところしか見ていない。パソコンや携帯電話の画面ばかりを見て、世界に接した気持ちになっているということを。
 実はいま、夏期講習のため毎日学校に通っているのですが、日常の繰り返しの中で視線を送るところはいつも同じ。極端に言えば、毎日同じ光景を繰り返し見ています。
 新しい発見、感動はいくらでもあるはずなのに、これではいくら変化の多い都会に住んでいても感覚は衰えるばかりです。
 まずは遠くを見ることから始めようと思います。たとえビルの群れに阻まれようと遠くの空を、山並みを見ようと思います。それが何かを変える気がするのです。