とても気の早い天皇杯の話
FC町田ゼルビアはJFL第9節の時点で７勝１分１敗で２位。１８チームからなるJFLの前期は当然１７節あるわけですから、すでに前期の半分以上を消化しているわけです。
さて、昨年のルールだとJFL前期４位以内ならば天皇杯出場のシード権が獲得できます。今年はJリーグ所属チームが去年より１チーム増えているので、もしかしたら３位以内になるのかも知れませんが、いずれにしてもこのままの成績を保てば、ゼルビアの天皇杯初出場が早々に達成できます。
これまでゼルビアは東京都サッカートーナメントで大学チームに苦杯を喫してきました。実は東京の大学チームはJ2並の強さを秘めているチームがあるのです。昨年ゼルビアを倒した明治大学がモンテディオ山形を倒したのは記憶に新しいところです。
天皇杯には番狂わせを起こしたチームの選手を表彰するSURUGA I DREAM AWARDなる表彰があります。是非、ゼルビアがJチームを倒し、チームの誰かがこの賞をもらうのを見たいと思うのです。
ゼルビアがJFLチームとして天皇杯に出るのは今季が最後。来年からは出るのが当たり前になるはずです。番狂わせができる最後のチャンスを是非実現してほしいと思います。
