風化か概念化か
震災の経験など後世の教訓とすべき記憶について風化してはならないという話はよく聞きます。歴史の解釈にもそれがあてはまるようです。残念ながらすべての経験も記憶も時間とともに忘れさられ、ときには変容しながらやがては消えていくようです。
風化をさけるさける手段としては記憶や経験をパッケージ化するのがいいのかもしれません。分かりやすく伝わりやすい形にするのです。例えばことわざや格言が長命であるように。
智慧を伝える工夫が要るのではないでしょうか。