ユネスコの世界無形遺産に和食が登録されたそうです。選定の理由は独自の食材や調理法、地域による多様性などで、自然に配慮したあり方も評価されたと報じられています。
詳しく資料を読んだ訳ではありませんが、和食の定義はそれにとどまるものではありません。例えば、小皿に分けて配膳するために生まれた多様な食器や、少しずつ同時並行的に食べる方法、いただきます、ごちそうさまの感謝の精神など、食文化は配膳された料理だけではなく、それをとりまく要素も含まれています。
せっかく和食が注目を集めたのですから、食を巡る諸問題を考える契機としたいと思います。
