はてなの毎日

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ガラパソ目指したら

  パソコン業界は全般的に振るわないようです。その背景には新興国の安価な製品が品質的にも一定の水準のものを市場に大量に送り出していることがあります。基本的には既成の部品を組み合わせて作られるのがパソコンというものらしく、ある程度の熟練を積めば組み立てられてしまう。だから、人件費や設備費の安い外国製品との競争は身軽な相手に重荷を背負って挑むようなものなのかも知れません。

  ソニーが撤退し、すでにシャープ、さらに前には日立もパソコン事業を停止しているのが現実です。国産メーカーが生き残るためには外国製品並にコストダウンするか。そのメーカーしか作れないユニークさをだすかのいずれかではないでしょうか。
  ガラパゴス化と揶揄されている日本の携帯電話にはしっかりした需要があります。少々事情は異なりますが、パソコンもいっそ思い切り独自進化をしてみるのはどうでしょうか。G-SHOCKが世界ブランドになったように、その先があるかもしれません。