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ホール不足

  昨日の読売夕刊のトップ記事は来年直面するホール不足に関するものでした。東京近郊の収容人数の大きなホールにこのところ廃止や停止が続いているために、来年は様々なイベントの開催に影響が出るかもしれないとのことでした。さいたまスーパーアリーナや新横浜のアリーナの休館は特に大きな影響がありそうです。
  ホールは収容人数だけではなく、目的に応じた構造が求められます。武道館はよく音楽でも使われますが、音響面の期待はできません。国際フォーラム大ホールは会場が大きすぎて、後方座席の観客は少なからぬ疎外感を覚えます。汎用ホールを目指せば帯に短し襷に長しの弊害があるわけです。
  今回の休館や終了の連続は老朽化に伴うメンテナンスによるものと言われています。それぞれが個別の経営母体によるものであるため、よるため容易ではないと思いますが、ホールの休館スケジュールや目的別の住み分けなどを総合的に監督、助言する機関があってもいいのではないかと思います。文化都市を目指すならば。