はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

学校はある意味毎日お祭り

 私は教員なのであまり客観的に学校というものを見直すことができないのですが、考えてみれば学校は毎日お祭りをしているようなものです。教育は日々の生活のための技能を教える場所でありながら、日常とは隔絶された特別な時空のなかで行われています。そこではちょっとした気づきが世界の大発見と等価値のように賞賛され、実社会では黙認されることもある小さなごまかしが、深刻な叱責の対象になります、すべての生徒には無限の将来があるという幻想を誰もが信じる一方で、短期間で試験という評価がなされ将来が決定されるのです。きわめて異質な世界といえるでしょう。
 学校は世間から隔絶されたハレの時空であるからこそ、そこでいろいろなことが可能になるのです。学校はある意味毎日お祭りをしていることになります。