2013-11-18 政治の見方 書籍・雑誌 日記・コラム・つぶやき 塩野七生さんのエッセイを読んでいます。ローマの歴史などの著作で有名な方ですが、彼女が語る現代の政治はとてもユニークです。民主党政権下の決められない政治を衆愚政治に例えたり、その打開策を古代ローマの歴史に求めたりといった具合です。他の誰かがいえば妄言とされてしまいそうな超時代的な世界観ですが、この著者にかかると非常に説得力があります。 温故知新という手垢にまみれた考え方が非常に新鮮な輝きを帯びてくるのが不思議です。