言い換える練習
国語の力をつけるためにご家庭できることは何かといえば、語彙の数を増やすことにあると思っています。それもバラバラに数を増やすのではなく、関連付けて増やすことです。それは言い換えの習慣で増やせるでしょう。
「幸せ」→「幸い」→「幸福」→「ハッピー」
「お金」→「金銭」→「お札」「硬貨」→「貨幣」「マネー」
「悲しみ」→「悲哀」「悲劇」
など、小学生の時から言い換えができるとつかみ取れる世界観が変わります。
日常会話は実は数少ない単語でできてしまうし、オノマトペを使うことによって固有語を使わないで会話することもできます。しかし、あえてたくさんの言葉を用いることが子供の語彙力を育成することにつながると思います。
言い換える練習は国語の教員でなくても誰でもできる教育方法です。