はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

作家になったつもりで

 小説の読解の授業では作家の立場で読むということを推奨しています。それがさまざまな読解力を引き出すと信じるからです。

 小説の中の風景は作家によって作られています一つ一つの設定がすべて作家のメッセージとリンクしているのです。風景のみならず小道具に至るものまで計算された創造なのです。

 だから生徒には作家がどのような意図で作品世界を作っているのかを考えさせています。作家になる生徒は少数でも、効果的な表現方法を考えるには役に立つはずです。