はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

震災忌

 震災から9年目になる今日、あの頃と今とを脳裏で比較しています。

 街のあちこちで電球が外され節電の名のもと暗い空間が広がっていました。ときには町ごと停電したり、そのために水道も使えなくなりました。毎日大気中の放射能濃度が発表され、わずかな数値の変化に過敏に反応していました。物資不足のデマが流れてスーパーで小競り合いが起きそうになりました。道徳喚起の公共広告機構の映像が繰り返し方法されました。死傷者数の死者の数がどんどん増えていくことに身震いしました。

 そういうことの繰り返しの中で私たちは大いに傷つき、また復活のための策を考えました。震災を思い出すと心が痛みます。ただ立ち直ることの大切さも思い出させてくれます。