差別の目
人々の気持ちが内側に向きすぎると差別の気持ちが出てくるのかもしれません。そして今の時代どうしても内側に目が向く。それは悪循環を招いて人々をみじめにしていきます。
自分と違う存在に対して寛容になれないのは、あまりにも複雑になりすぎた時代の状況に人々がついていけないことに原因があるのかもしれません。また、あまりにも多様化した社会のなかで自分らしさを見つけるために細かな境界線をかって弾き続けているからかもしれません。
差別する目はいつでも立ち上がり私たちを支配していきます。しかし結局は群れなくては生存ができない人類の宿命をもう一度考えるべきでしょう。異質なものと同居できる集団こそ生き残れるということを忘れてはなりません。