ヨーロッパで起きているテロの報道に接して思うのは異文化
共生というのがさほどたやすいものではないということです。
イスラムとの対立の局面ばかりが最近の話題ですが、ヨーロッパは民族の雑居地域であり、様々な摩擦があるようです。
文化の
多様性は豊かな可能性を秘めており、欧州が長い間世界の主導権をとり、そこから派生したアメリカが
多民族国家として成功しているのもそのせいでしょう。
日本には圧倒的な
日本民族がおり、
単一民族国家とまで言い切る人が多いです。ただ、昨今の状況からこれは徐々に変わらざるを得ない。恐らく
多民族国家へと変貌する時がくるでしょう。その時にいまヨーロッパで起きていることが、教訓として使えそうです。
共生という難問について予習するチャンスがあるのです。