はてなの毎日

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働き方と生きがい

 働き方に対する政治の介入は確かに必要なことだと考えられます。違法な過剰労働は社会的問題であり、この種の議論で使われる生産性という観点でもマイナスであると言われています。その事実を踏まえながらも単純な労働時間短縮という形式的手段にならないかと秘かに懸念しています。

 過酷な労働はそれが義務やノルマである時に感じられるものです。自主的判断に基づく自発的な労働は、その中に新機軸の発見につながる何かがあるかもしれません。その意味で自発的な残業までできなくすることには疑問を感じます。

 仕事と趣味を切り離すべきだとか、与えられた業務以外は仕事と言わないというのではかえって息苦しくなる。働き方とは仕事に対する個人の取り組み方を指すとすれば、定時に職場の電気を消すこととは異なる気がしています。