はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

古本の魅力

 最近、電子書籍も読むようになりましたがやはり紙の本には他に替えがたい魅力があります。いまサガンの翻訳は読んでいますが、値段は10円、歪みや汚れがあるので最初は抵抗がありました。しかし、作品の世界に入ればさほど気にならなくなります。それどころか本そのものが背負っている歴史が作品世界に重みを加えているかのように感じます。それが実体を持つ本の魅力です。