はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

ファンタジーのもと

 ファンタジー小説や、映画などは根強い人気があります。現実世界にある様々な制約を意図的に取り払うと、ファンタジーが生まれる基盤ができます。例えば翼なしでも空を飛べるとしてしまえば、もうどこへでも移動可能になります。文字通り空想の翼を広げるわけです。

 現代人の生活はあまりにもいろいろなことが計算され、理屈づけられている。すべてが因果関係なり、自然の法則などで解釈され、その法則を疑うこともしない。そういう毎日を送っているからこそ空想の世界に甘美な憧れを抱くのでしょう。

 私もいつかファンタジー小説を書こうかと思っています。それには日々の生活を構成するねじを少し緩めなくてはならない。構造が複雑でどこから始めていいのか分からない現実というものを、ちょっとだけ壊してみること。それこそがファンタジーを書くための大切な第一歩なのだと考えています。