夏の宿題
関東地方の場合、2学期の始まりは9月からというのが常識でした。ところが最近は8月下旬から始める学校が増えています。授業時間数の確保という観点からそのようになっているかもしれません。月曜日に祝日がある9月では今年のように月の始まりが月曜日という条件に対して、行事日を月曜にしたくないという配慮もあるようです。
8月31日といえばかつての小学生にとっては残念な日でした。サボっていた宿題を何とかでっち上げる必要に迫られ、子どもにしては夜更かししなければならないこともありました。絵日記、工作、自由研究などは計画性のなさを悔やむ種でしかありませんでした。
聞くところによると最近は宿題の量が減っているのだとか。絵日記などは一日分だけでいいという学校もあるらしい。それには様々な理由づけもなされていると聞きます。
夏休みの期間自体が短くなっていることを差し引いても、あまりに宿題を減らし過ぎるのもよろしくないのでは。などとすでに子どもの気持ちが分からなくなっている自分なのです。