はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

荒天の震災記念日

 東日本大震災から8年目の記念日は暴風雨が吹き荒れる朝になっています。もう8年たったのかと思う反面、まだ当時の記憶が鮮明に残っている生々しさもあります。

 地震発生時は職場にいました。教員である私は生徒の安否確認に終われ、自宅やより震源地に近い実家との連絡が取れないままでその日の夜を迎えました。結局、職場の机上で朝を迎え唯一絶えなかったTwitterを使って家族との連絡をしていました。

 震災の規模がその後のニュースで明らかになると驚きと恐怖が徐々に出てきたことを覚えています。特に福島第一原子力発電所の爆発の映像が報道された時の衝撃は大きかった。これで日本は終わったと考えながらも口には出せなかった現実がありました。

 しかし、実際には終わることはなく、むしろ様々なことへの見直しがなされています。人々の絆に対する意識も少し変わりました。

 震災の日にはいろいろなことを思い出します。今年もそれをしておきたい。荒れ狂う天候は緊張感を呼び戻すにはかえってよい演出と考えることにします。