はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

どう見えるのか

 自分が相手からどう見えているのかが気になることがあります。若い頃はまさにそればかりを考えていて気持ちが落ち着かない日々が続きました。これは自分に対する関心が高いことと関係しています。

 人は人、自分は自分と割り切ることは歳を重ねて覚えていく一種のスキルなのでしょう。さらには他人にどう見られていても許容範囲を超えていないと経験的に悟ることができるようになるともいえます。人は社会的な生き物です。他との距離感を常に意識するように運命づけられているのです。

 自分の見られ方が気になるときは自己の位置づけが分からなくなったときと言えます。それは突然発生し、当惑させます。そういうときに自分の位置を認識できる定点があると迷いの解消は早くなるはずです。親しい友人や家族、続けている趣味、思い出の場所などその定点の代わりになるものを見つけておくことは大事なのです。