はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

夢のスタジアム

 とんでもない空想や妄想を書きます。

 わが町の夢のスタジアム。それはサッカー専用の芝生のグランド、傾斜のある観客席。もちろんそれなのにバリアフリーも考慮されているスタンド。わが町のクラブのホームグランド。

 自然の景観を壊さないデザイン。野鳥やその他の生き物に考慮した設備。環境のことを考えてごみ処理までおこなうこと。

 試合のある日はもちろん大人にはビールも。子どもにもおいしいお菓子や名物料理。それがそんなに高くない。いろいろ選べてたのしい。

 市民はチームを誇りに思い、スタジアムを安らぎの場と考える。だから、勝っても負けても客席は埋まる。もちろん勝てばスタジアムの外でも歓声が上がる。

 トップチームの試合のない日は少年少女の練習場。それもなくてもスタジアムは開いていて、芝生を見ながら食事ができるテラスとか、買い物ができるお店とか、ホテルまであってそこで結婚式を挙げるカップルまで出る。お二人のゴールに乾杯なんて芝生を見ながら花嫁が微笑む。

 ちょっとした宴会だって開ける。広い風景を見ながらいっぱいやるのもいい。

 もちろん呑んべいを締め出して、子どもたちに夢を見させる時間も作りたい。それがサッカーじゃなくてもいい。グランドを観ながらスタンドで夢を語らせる青空教室を開く。

 ホームゲームの日の盛り上がりと、試合のない日の静かな空間。毎日誰かがスタジアムに来て、夢を語り、日常の苦しみを捨てていく。それが夢のスタジアムではないか。