知り得る情報の違い
最近の韓国や中国との関係を巡る報道に接して思うのは、互いの国民が知っている情報、知り得る情報がそれぞれ違っているということです。それは他国の持っている情報が日本のそれよりも少ないということではありません。我が国も知らない、知ることさえできないことがあるに違いありません。
このような情報の格差が様々な誤解を生んで、中には激しい憎悪に至るまでになります。
情報格差を生み出しているのは、権力を持つものであるかもしれません。政府による情報統制や教育による解釈の偏重化、マスメディアの意図的報道、またメディア自体が抱える構造的な要因などいくらでも考えられます。
ただ根本的な原因としてこの問題に対する無関心にあると思います。関心を持つことで変わることがあります。